牛田コレクションについて
内容
「牛田コレクション」は、株式会社共栄電気炉製作所の文化事業として、地元陶芸作家を中心とした美術品の買い上げ・保存を行っていく事業です。
弊社が管理運営を受託する「多治見市文化工房ギャラリーヴォイス」では、同地域を象徴するやきものを中心とした企画展を多数開催しています。
弊社が管理運営を受託する「多治見市文化工房ギャラリーヴォイス」では、同地域を象徴するやきものを中心とした企画展を多数開催しています。
企画展では、さまざまな切り口で全国的に評価を受けている陶芸作家の作品を紹介していますが、「牛田コレクション」では、それらの企画展出品作家作品の中でも、特に後世に残すべき価値があると思われる作品を買い上げて、保存しています。
買い上げた作品については、ギャラリーヴォイスの展覧会で紹介するなど、やきもの文化の更なる発展と、やきものの街のPRに努め、将来的には、より公共性を持つ事業として美術館施設などで紹介する機会につなげたいと考えています。
経緯
株式会社共栄電気炉製作所は、現社長の牛田拓造の父・武司が現在の本町オリベストリートで創業。現社長は、会社の創業地であり、自ら生まれ育った本町オリベストリートに愛着を持ち、第三セクター「華柳」の取締役、多治見市観光協会の副会長なども務めています。また牛田は、「やきものの作品制作も炉の製作も同じ“ものづくり”である」との考えから、美濃陶芸に関心を持ち、個人レベルでの地元陶芸家の支援を続けています。
街のにぎわい再生への思いなどから、指定管理者として、平成18年4月からは、創造館3階の多治見市文化工房「ギャラリーヴォイス」の管理運営を開始。平成30年の4月で本格的な文化事業への参入から13年目を迎えました。企画展などで美濃のやきもの文化を広く紹介し、後世に残せるような事業を模索する中、平成19年より「牛田コレクション」事業を行っています。
陶産地ならではのメーカーによる、陶産地ならではのギャラリー運営とコレクションの文化事業を通じて、美濃陶芸のPRと発展に寄与し、企業利益の社会的還元をしていきたいと考えています。